Web3の入り口としてのeth.ドメインの獲得
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eth.ドメインの追加
Neko Mafia TokenのOpenSeaページのアドレス表記が「nekokumicho.eth」の表記に変更されました。 OpenSeaのトップ画面において、あまりにも小さな変化ですがこれはWeb3の最初の一歩であり、ブロックチェーン技術をサービスに融合させていくための第一歩でもあります。
インターネットが世界中に広まっていった時、ドメインを設定し、それを会社や個人のWebサイトを保有する人たちのブランディングとして使用していたことを思えば、eth.ドメインの普及開始は当時の状況と全く同じです。 インターネットは、IPアドレスという一意の数字列をアドレス(住所)としてそこにアクセスさせる仕組みですが、Domain Name Server = DNSという技術を用いて、例えば猫組長TIMESであれば、「https://neko.theletter.jp/」というURLを設定することで、視認性を高めて覚えやすくしアクセスを容易にしています。
今回、Ethereum Name Service (ENS) で設定した「nekokumicho.eth」も、インターネットでのDNSと考え方は同じです。 本来、イーサリアムのアドレスは0xから始まる42桁の暗号化された無味乾燥な英数字の羅列です。 この英数字の羅列に彩りを与えアクセスを容易にすることが、インターネットの勃興期さながらブロックチェーン = Web3が広まっていく契機となっていくでしょう。
我々がブロックチェーンの技術に非常に注目していることは各所で既に述べていますが、ブロックチェーンが現在のインターネットのように当たり前の技術になるためには、Web3の技術革新がもっと広がるべきだと考えています。 それが既存の金融業界に新しい概念をあたえ、新しいサービス・新しい企業統治のあり方などを多岐にわたり更に促進していくと考えています。
各国が供給する法定通貨がなくなることはありません。 また、伝統的な金融システムがなくなることもありません。 これは引き続き世界を支配する大きな力として存在し続けますが、そこにブロックチェーン・Web3がどの様に親和性を持ち、新しい概念を提供していくのかに注目しています。